品質方針
株式会社北詰鉄工は、自動車部品産業において、高品質な製品を効率よく提供し、お客様の期待に応え、これを経営の基本方針とします。
この方針に基づいて、右記の通り品質方針を定めます。
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ISO9001とは
- ISO9001とは
- ISO9001とは品質マネジメントシステム(Quality Management System)のことです。
- ISO9001の目的とは?
- ISO9001の目的は、単に良い製品を作ることだけではなく、『よい製品(サービス)を作る(提供する)ためのシステムを管理すること』です。
よい製品・サービスとは、顧客の要求する製品、サービスのこと。
つまり、ISO9001とは、よい製品やサービスを提供することで、『お客さんに満足してもらうこと』を目指す仕組み(システム)です。
- ISO9001とは『品質管理』のこと?
- 『ISO9001 品質マネジメントシステム』は、『品質』という言葉から、高品質なものを製造するというイメージが持たれたり、品質管理のことだと思われることもあります。
実際、新聞で、『ISO 9001とは優れた製品やサービスなどを提供している企業や工場に与えられるもの』という文章を見かけることもあります。
しかし、品質を管理し、不備や故障のない製品を提供するのは、企業として当然のことです。『うちの製品は不良品ではありません』とわざわざ宣伝する必要はないはずです。
- よい製品、サービスを提供するための仕組みを作るには
- よい製品、サービスを提供するために、ISO9001では、製品・サービスの『結果』ではなく、提供されるまでの『プロセス(過程)』を重視しています。
結果にたどり着くために、どういった原因があるのかをチェックしたり、どこに問題があるのかをチェックすることが求められています。
- ISO9001をとれば、不良品の発生は0になる?
- ISOを取得していることと、不良品が発生するかどうかは関係ありません。
製品回収が多い会社でもISOは取れます。
そもそも、『不良品の発生率』だけで判断するのは正しいといえません。
取扱製品や業種などによって、不良品の発生率は異なるからです。
ISOが目指しているのは、不良品を0にすることではなく、『不良品を0に近づけるための仕組みを作っていく』ことです。
ISOシステムは『不良品やクレームは発生する』ことを前提に構築します。
- 不良品を0に近づけるための仕組みづくりとは
- ISOで大切なのは、製品の良し悪しではなく、決めたルールを守り仕組みどおりにできているかどうかです。
不良品が発生しても、原因を追究し、それを速やかに回収し、改善に結びつける仕組みがあることが求められます。
そして、少しずつ改善していく仕組みを社内に根付かせていくことで、継続的に改善していきます。
ISOを構築しても、1年、2年では大きな変化は見られないかもしれません。
けれども、常に会社が良くなるようにルール改正をする仕組みをつくることで、会社は少しずつ良い方向に変わっていく、これがISO9001の考え方です。